通訳案内士試験(フランス語)2

暗記用例文

2次試験に向けて何が大事か? とにかく、フランス語を話せないと、話にならないのですが、会話力の向上は別途おこなうにしても、頭の中にある程度の基本文を叩き込んでおく必要があります。それも、通訳ガイドとして必要な知識、もしくは仕事の中で必要となる表現であれば、なお良いと思います。

そこで、私が現在使っているのは、「フランス語日本紹介事典:ジャパペディア」(IBCパブリッシング編)という本です。数年前に購入して本棚に眠らせていたのですが、昨年の12月から引っ張り出してきました。日本に関する様々な事柄が、短い、シンプルなフランス語のフレーズで紹介されています。

章立てを紹介すると、第1章は「日本の基本情報」で、地理や気候がカバーされています。第2章は「日本を楽しむ」で、世界遺産、温泉と旅館、家屋、日本食などが図解されています。第3章は「日本の四季と生活」、第4章は「日本の伝統と文化」、最後の第五章は「日本各地の説明」という構成です。

それぞれ、短い文で構成されています。似たような表現をいくつか並べてくれているので、どれか1つ、自分にしっくりするものを選んで覚えるのが良いと思います。ハロー通訳アカデミーから出版されている「通訳案内士試験にでる日本的事象 英文説明300選」を参考に、自分なりに暗記すべき文章をピックアップしてノートに書きだしています。

12月後半から1日1文ずつ暗記していこうと思い、現在1月中旬を過ぎたところですが、順調に頭の中に入ってきています。ただ、面接試験でもパッと出てくるようにしたいので、口をついて出てくるように、毎日、繰り返して記憶を呼び戻して、声に出すようにしています。日本語の例文とフランス語の訳文の印象が随分異なる例文もあるので、そこは日本語を意識せず、フランス語の方をきちんと頭の中に入れるようにしています。

数が増えてくると、当方の暗記キャパシティーも限界を迎えるかも知れませんが、200文程度は頭に入れて、どんな問題が出ても、何らかの答えは頭の中で作成して口にだせるようになることが、今の目標です。ちなみにCDもついているので、1日に10分程度はネイティヴの読む声を聴いています。繰り返す内に、聞き取りも向上することを期待しています。(完)



返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です