日本のどこかに行けば、近くにある一の宮あるいは由緒ある神社を訪問することにしていますが、今回は、わざわざ東京から大阪への帰りに、東海道新幹線ではなく、ルートを中央本線に変更して、諏訪大社を回ることにしました。新宿から甲府を経由して茅野駅で下車しました。ここは登山される方の拠点にもなっているため、多くの方が下車されました。また、団体ツアー客も多かったです。
私は駅からバスで前宮、本宮をお参りするつもりでしたが、バスカウンターに行くと、「バスはありません」っと素っ気ない返事です。えっと、思いましたが、気を取り直してタクシーで行くのが良いのですかと聞くと、多くの方が歩いていますとのこと。前宮までは45分、本宮までは1時間らしいので、とりあえず行きは歩くことにしました。標高が東京に比べて700から800メートル高いので涼しく、歩くことは苦になりませんが、その日は風がきつく向かい風の際には、結構体力を使いました。
聞いていた通り、45分程度で前宮に到着。お社まで少し上りがありますが、難なく到着しました。車でお参りに来られている方々も何組かいましたが、比較的空いていました。お社の四隅には、御柱が4本、起立しています。これが、あの勇壮な祭りで運ばれる御柱だと、少し感動しました。
起立している姿を見ると、エジプトのオベリスクの雰囲気もありますが、日本の神社ですから、やっぱり男性のシンボルを象徴しているのかなと想像します。それも天に向かってそびえ立つ姿は、50代後半になってきた当方も、あやかりたいと、御柱に触れながらお祈りをしてきました。(触って良かったのかな?ダメだったらごめんなさい)
前宮での参拝を終え、次に本宮をめざします。これも徒歩で行くことにしました。(つづく)
御朱印