前宮の前を横切る一本道を、一路、本宮に向かって歩きました。30分もしない内に、手水舎を通過し、本宮の鳥居に到達しました。流石にこちらは、平日ですが訪れる人も多く、賑わっていました。巫女さん達も、何かの作業をされるのか集まって居られました。
私のような関西の人間には、諏訪大社はなじみが薄いので、ホームページから引用して、簡単にご紹介します。「諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖を囲むように、上社前宮と本宮、下社春宮と秋宮の四社からなる神社です。創建は古く、古事記の国譲り神話にまでさかのぼり、最も古い神社の一つとされております。なかでも本宮、春宮、秋宮は本殿を持たず、自然そのものを御神体とする古来からの信仰の姿を現在に伝えています。」
主祭神は、建御名方神、八坂刀売神であり、御神徳は、「お諏訪様は信濃國を妃神、兄神や御子神と開拓され、往古よりその御神徳は多数におよび、雨や風、水を司り、狩猟、農業、航海の安全、戦や勝負の神として祈願するもの枚挙に遑なく、代々朝廷よりの崇敬厚く、歴史上各武将から老若男女問わず多くの方々に信仰されております。」ということです。
お参りを終え、ここから下社の秋宮、春宮までどうやって行こうかと考えました。とりあえず、茅野駅に戻るのにタクシーを呼びました。運転手さんによると秋宮まで5~6千円らしく、駅に戻ってJRに乗り、再度タクシーで秋宮に行くより時間ロスが少ないと思いましたので、タクシーでそのまま秋宮まで行くことにしました。(つづく)
御城印