今年のゴールデンウィークの初日、どこに行こうかと考えていると、ふと古墳を見に行きたいなと思いました。世界遺産になった、百舌鳥や古市の大阪の古墳は、すでに何度か足を運んでいますが、それ以外に、テレビなどでよく放映される整備された古墳、五色塚古墳を訪問してみることにしました。
この五色塚古墳は、神戸市のホームページによると、4世紀後半に築かれ、全長194mを誇る兵庫県下最大の前方後円墳で、千壺古墳とも呼ばれています。現在は、築造当時の姿に復元され、雄大かつ高度な古代の土木技術を体感できます。きちんと古墳を覆うように石が敷かれていたり、古墳の上には沢山の円筒型の埴輪が並べられています。
また、古墳の上まで歩道が整備されているので、徒歩で上に登ることができるのも、この五色塚古墳の魅力です。世界遺産の古墳は宮内庁管理のものが多いですから、中に立ち入ることすらできないので、古墳に登れるというのは、古代を体感するのに凄いいいと思います。古墳の上からは淡路島や明石海峡大橋を一望できますので、訪れた多くの方々が、明石海峡を背景に写真を撮っていました。
ここから、明石海峡大橋までは徒歩で向かうことができます。当日は、橋のすぐそばのビーチに沢山の人が来ていました。また、音楽イベントも開催されていたため、賑やかでした。当方は、もう少し先の明石まで電車でいき、そこで楽しみにしていた明石焼を沢山食べてから大阪に戻ってきました。すでにおにぎり2個食べた後でしたので、15個の明石焼はボリュームがあり、帰りの新快速は当然寝落ちしていました。(終)森田達也