はり重 道頓堀本店@大阪 (大阪グルメ)

大阪に初めて観光に来ると、グリコの看板がある戎橋(通称:ひっかけ橋)に必ず来ると思うのですが、そのすぐ近くに「はり重 道頓堀本店」があります。最近は、戎橋周辺は外国人観光客が多くて、歩くのにも苦労するエリアですが、一歩西側の道に面していますので、ここまで来ると若干歩きやすくなります。

お店のホームページによると、開業は大正8年で、初代社長の藤本喜蔵さんが開業した黒毛和牛専門店だったそうです。もうすでに100年以上、大阪で愛されているお店です。はり重にいけば最高の牛肉が味わえると多くの大阪人がイメージしていると思います。ただ、私は小さい頃に来た思い出がないので、今まで来たことがありませんでした。大阪の有名なお店は、小さい頃親父に連れてきてもらった記憶があり、そういう店は、なんとなく覚えています。

今回、すき焼きを食べようということで、お店を探す中、一度、はり中に行ってみようということになりました。予約サイトの一休でも予約がはいったので、冬の終わりに行ってきました。お店に入ると、正面の階段を上がって2階のお座敷に通されました。何組か入る広さですが、その日は土曜日の昼間でしたが、先客の1組のみでした。

すき焼きはすでに予約していましたので、飲み物だけ注文して、待ちました。畳張りの部屋での食事は、最近慣れてていないので、足や腰が痛くなるかなと少し心配しました。ただ、正座する必要もないので、楽な姿勢でなんとか食事時間を過ごすことができました。他の店と同様、最初の1枚を店員さんが味をつけて焼いてくれます。それを生卵につけて食べた後、お客が自分ですき焼きを作る流れです。ゆっくりと優雅に、美味しくいただきました。

はり重は、洋食でも有名ですが、洋食は1階で別の入口から入ります。すき焼きは、今まで、桑名の柿安、東京でもお座敷で作っていただく店で食べたことがあります。それぞれに特色があると思うのですが、記憶を辿っても、同じような作り方なので、甲乙をつけ難い気がします。今回のはり重道頓堀本店は、戎橋にも近く、外国人に体験してもらうには、すごくいいロケーションに思えます。味もよく、値段もリーズナブルですから、一度、案内してみたいと思います。(終)森田達也


はり重 道頓堀本店 (火曜定休) 大阪市中央区道頓堀1−9−17  電話:06−6211−7777

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