イノダコーヒー@京都のカフェ

京都の烏丸御池近くのホテルでシンポジウムがあり、出席した後、遅いランチも兼ねて、イノダコーヒーの本店まで散策してみました。京都といえば、日本の伝統文化のイメージが強いですが、カフェも老舗が多いといくつかの本で紹介されていました。最近は、京都に来ても、忙しく動き回ることが多いので、ゆっくりコーヒーを飲む時間はなかったのですが、今回は仕事も早く上がったので、休憩してから大阪に帰ることにしました。

お店が見えてくると、外観は古い町屋のようです。中に通されて休館に席が用意できるということで、せっかくなので通してもらいました。重厚な雰囲気が漂う店内にこれまた、どっしりとした椅子が設てあります。空いていたこともあり、四人掛けの丸テーブルに一人で腰掛けました。外国からのお客さんも多いのでしょうか、隣のテーブルには中華系の男性の方が一人で来られていました。

シンポジウムの前に食事を取れなかったので、ここでは卵サンドイッチとコーヒーを注文しました。コーヒーのいれ方にもこだわりがあるそうで、ホームページによると、「創業当時から変わらないネルドリップ式で淹れるコーヒーはしっかりとした味わい。焙煎前のコーヒー豆は、ちょっとした温度や湿度で変化してしまいます。職人が培った「経験」と「勘」でイノダコーヒの味を守り続けております」とのことです。

サンドイッチを食べながら、ご自慢のコーヒーをいただきました。香りを楽しむとともに、味と雰囲気を十分に堪能しました。大きな窓からは中庭も見えます。冬に行ったので、テラスには誰も座っていませんでしたが、春や秋には、中庭を眺めながらのコーヒーブレイクというのも悪くなさそうです。京都にはいろいろ楽しみがあるなと、感じたしだいです。(終)森田達也


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