通訳案内士試験(フランス語)8

フランス語のリーフレット

通訳ガイドとしてフランス語で案内するケースを想定して、観光スポットで配られているリーフレットをいただく際、フランス語版が存在する場合、必ずいただくようにしています。と言っても、フランス語版を発行しているところは非常に少ないのが現状です。やはり、日本語版はもちろんとして、外国語では、英語版、中国語版、韓国語版を発行しているところが多いようです。

そんな中、いくつかフランス語版で発行しているところがあるので紹介しておきます。著作権などの問題があると思うので、内容であるフランス語での解説については掲載しませんが、どこに置いてあるかを紹介します。

1つ目は、京都の二条城です。ここは、多言語のリーフレットが用意されている中、フランス語版も用意されています。

2つ目は、奈良の法隆寺です。法隆寺そのものだけでなく、法隆寺がある斑鳩町も、観光に力を入れていて、色々と役立つリーフレットを用意してされています。

3つ目は、兵庫の姫路城です。ここは何言語用意しているのと思うくらい、沢山の言語でリーフレットを出されています。私も何言語か集めました。

4つ目は、和歌山の高野山です。宗教の街には、哲学好きのフランス人を惹きつける魅力があるのかも知れませんが、需要があるからフランス語版のリーフレットが発行されているのでしょう。

私は最近、老眼、近視が進んでいるので、いただいたリーフレットは、一度拡大コピーをとって、マイクロソフトのワードにフランス語で打ち込んで、読みやすいフォントの大きさにしてから、プリントアウトして、覚えるべきところは、マーカーでアンダーラインをしています。ただ、リーフレットは文書用の言葉で書かれているため、そのまま口語で使うには、表現がかたくなっているようにも感じます。

英語や中国語に比べ、リーフレットに採用されるケースが少ないフランス語ですが、その分、通訳ガイドの役割が大きく期待されているとも思われます。(完)



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