会社の京都オフィスの1階に新コンセプトのカフェができたので、そこを視察に行く際、時間があったため、少し歩いて新撰組で有名になった壬生寺を見てきました。ここにはかなり前に、ちょうどNHK大河ドラマで新撰組が放送されていた年に来た覚えがあります。当時はミーハー的に見学に来たので、あまり確かな記憶は残っていません。
で今回は、きちんと見学しようと思いました。直前にニュースで、土方歳三の銅像が新しく設置されたと聞いていたので、それも楽しみの一つでした。土方は残っている写真を見ても散切り頭が似合うとてもハンサムなサムライですから、どんな銅像ができたのか楽しみでした。
その銅像を前にすると、顔のイメージはよく見る写真と異なるように思えますが、凛々しい雰囲気が出ているのではないでしょうか。皆さんの判断にお任せしますが、私は、これはいいんじゃないかと思いました。近くには近藤勇の銅像も設置されています。こちらはかなり前からありますので、おそらく前回も見たと思います。念のため、写真を撮りましたが、こちらは、近藤のよく見る写真に趣がすごく似ていると感じました。
地下の資料展示室を見てから、本堂に向かいました。ご本尊は地蔵菩薩様です。新撰組が駐屯していた場所が、地蔵菩薩様とは、ちょっと意外な組み合わせで驚きました。当方はどちらかというと、志士を応援してしまうのですが、幕末、新撰組に集った若者も、やはり純粋に時代を憂い、世を正そうとの思いで活動していたのだと思います。静かに眠られていること祈ります。(終)森田達也
御朱印